新品ハードディスクを信用しない

Updated: 
07/10/2014

この目まぐるしく発展するコンピュータの世界でデータストレッジだけ進歩しないのは実に興味深い。SSDなどの出現でストレッジディスクの速さは進歩しても、信頼性は未だに低い。著者がデータ損失を経験しない理由のひとつはバックアップを3箇所に持っていることだか、それだけではないと考える。

新品のハードディスクを信用しない

筆者はハードディスクを購入したその日にゼロ書き消去する。たとえそれが新品のコンピュータを購入しても同じだ。新品のコンピュータの内蔵ディスクにインストールされているOSはインストールされたわけではない。通常イメージがコピーされているだけだ。もしそのディスクに不良セクターが存在しても知る術がない。出荷時にテストされているだろうから不良セクターがすぐに問題を起こすわけではない。そのセクターにアクセスされるまで問題は浮上しない。それが1年先か2年先かは運次第。ゼロ書き消去だけが不良セクターを防ぐ唯一の手段となる。

ハードディスクはもう高価なシロモノでない

筆者がコンピュータを始めた1987年、最初に購入したハードディスクは20MB(メガバイト)で$600、当時の日本円で約¥132,000であった。今では考えられない値段だ。

筆者はOS Xのアップグレードが出る度に新しいハードディスクに買い換える習慣がある。常に2つのOS Xバージョンをパーティションにインストールしており、仕事先で問題が起こった時にひとつ前のOS Xバージョンからすぐに起動しなおせるように設定している。新しいOS Xバージョンがリリースされ頃には大抵もっと大きくてもっと速いハードディスクが市場に出ているし、それまで緊急用にしていたひとつ前のOS Xバージョンは必要ないくらい古くなっているが、完全に消去しないことでバックアップの役目も果たす。

新しいハードディスクを買い、以前と同じように2つOS Xのパーティションをつくり、それまで使っていたOS Xをコピーし、もうひとつのパーティションに新しいOS Xをインストールし、移行アシスタントを使用してデータをコピーする。