アクセス権修復

Updated: 
07/31/2015

OSをアップグレードをする直前のお約束

まずWindows以外の世の中全てのコンピュータ:Unix、Linux、Mac OS等の概念を認識して頂きたい。

  • コンピュータのオーナーはroot、つまりユーザーではない
  • ユーザーはアクセス権を制限されているから、コンピュータがきちんと保護されている(Windowsに対して攻撃が簡単なことがここで理解できる)
    • コンピュータのプロでさえrootでログインすることは禁じられている。もしrootの権限で何か動作をしなくてはいけない場合、sudoコマンドで一時的にrootの権限を得るが、あくまでも一時的

このようにアクセス権とはとても重要な事項であるが、そのアクセス権が壊れてしまう場合がある。よくある原因には:

  • サードパーティーのアプリのインストーラーがいい加減な処理をした
  • 不安定になったアクセス権がOSやアプリのアップデートで損傷する(壊れたアクセス権でも正常に作動していたが、アップデートをきっかけに問題を起こすの意)

アクセス権の管理はコンピュータを仕事で使用する者の責任

これはOSのアップグレードの際に重要になってくる。アクセス権の確認をしないでOSのアップグレードをすると問題の発生率が急上昇する。

El Capitanユーザはこちら

復旧モード起動

  1. 電源を入れる、または再起動する。
  2. Wall-Eで有名になったMacの起動チャイムが鳴る前に ⌘+R キーを抑える
  3. 画面が黒でなくなったら手を離す
  4. OS X ユーティリティー画面が出るまで待つ

もしOS X ユーティリティー画面が出なかったら、⌘+R のタイミングが遅かったので最初からやり直すか、または復旧ボリュームが破損していることも考えられる。

起動が終了し、OS Xユーティリティ画面が表示されたら、ディスクユーティリティーをダブルクリックで起動

使用中の起動ボリュームを選択し、アクセス権修復をクリック

注:必ず2回続けて走らせる。同じエラーが2度出たらエラーをコピーして後でググる。2回走らせればたとえエラーが頑固に残っても重要なエラーは殆ど修復されている

アクセス権の修復が終わったら、OS Xのアップグレードの前に必ずやって置きたいのがACL(アクセス・コントロール・リスト)のリセット。これはホームフォルダーにアクセス権障害が起こらないための掃除

ディスクユーティリティーを⌘+Qで終了し、OS Xユーティリティ画面に戻る。

ユーティリティメニューからターミナルを選択

ターミナルが開いたら

resetpassword

とタイプして[return]を押す

起動ボリュームを選択し、[リセット]ボタンを押す。時間がかかる場合があるので休憩をおすすめする。[リセット]ボタンが再び黒くなったら終了したしるし。

リセット画面を⌘ + Qで終了し、ターミナルも⌘ + Qで終了し、OS Xユーティリティも⌘ + Qで終了すると再起動ダイアログが出るので再起動し、普通にログオンしてOS Xのインストールに進む

 

OS Xアップグレードとアップデートの直後にもアクセス権の修復を行えば多くの問題の発生を防げる。ACLリセットはアップグレード時だけでかまわない。